MSR+ #02 岩沼より活動2日までの報告

現地でのインターネットの接続が都合により、今週の金曜日になり、現地からの報告が届きませんので、代わりに旭から小寺が報告します。

今回の予定は、1日目 岩沼体育館室内に散布
6月17日まで岩沼市の遺体安置所として使用されていましたが、100日法要を済ませて閉鎖となりました。その後は津波で流されて集められた写真の展示と今回の岩沼市の災害の状況を知らせるために使用されるということで、その前に消臭してほしいということでした。この体育館の散布のために、気仙沼から足利英利さんが応援に来てくれました。
体育館全体、天井、側面、床の前面に散布するために、高性能の洗浄機を持参され、天井まで一気に散布しました。またこの体育館のために特別なEMを用意してくださいました。EMについては毎回無料で提供してくださっています。

夜、センターのある岩沼市下野郷前篠の地区長さんと地域の方々と足利さんがセンターの目の前の地区の公民館で話し合いました。それは津波で塩害の土壌をEMで解決できるのかを知りたいということで開かれました。土壌改良についてボランティアでできる働きではないのですが、そのようなつながりを生み出すことができたのはうれしいことです。

 

【2日目】 亘理町逢隈高谷地区200世帯の40世帯分
前回、EMを散布した、亘理町逢隈高屋地区200戸のうち、前回散布し終えた約70戸の残りを今回散布することになりました。ですから、2度目の地区なので通いなれた場所です。

ボランティア活動で当初からEM散布することは決まっていましたが、どのように進められるのか不安がありました。しかし、逢隈高屋地区での最初の出会いとなった佐藤さんご夫妻が近所や知り合いにEM散布のチラシを配り、了解を得て、前回散布することができ、そのことでさらに地区全体での散布が実現しました。今回ご夫妻や幾人かの方が一緒にEM散布を手伝ってくださいました。
佐藤さんの奥様は名取市に教会に通うクリスチャンです。配布したチラシに気仙沼第一聖書バプテスト教会の阿部さんの家でEM散布したことが書かれていて、地域に教会のことを知らせることができてとてもうれしいと話されていました。

【配布チラシ裏面】気仙沼第一聖書バプテスト教会の記事がEM事例として紹介されています。
【配布チラシ裏面】気仙沼第一聖書バプテスト教会の記事がEM事例として紹介されています。

 

次回この地区で支援コンサートを行うことにしています。その会場となる公民館の下見をしました。これも佐藤さんが交渉してくださり、昼食はそこで。今日は午後5時半に作業を終えたとのことでした。コンサートは小西優子さんが御用してくださいます。
そして、夜は支援コンサートのチラシを作成していました。
本当にお疲れ様です。


【3日目】 亘理町逢隈高谷地区200世帯の40世帯分です。

今はエンジン高圧洗浄機でEMを散布していますが、2台このために購入し、1台は借りていました。今日もう一台をこの地区の工務店の方から借り、明日は4台でEMを散布します。それぞれを車にタンクと一緒に積み込みます。1戸それぞれが大きな敷地なので、車で移動しながらでないと時間がかかります。
3日目で疲れがたまるころですので、事故や怪我のないように、体調が守られますようにお祈りください。

電話での話から小寺がまとめたものです。ご了承ください。  小寺

 

 

 

見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている。あなたたちはそれを悟らないのか。

                                  イザヤ書43章19節