2012年 最後のボランティア活動報告

初日雨が降ったために、下野郷のセンター横の田んぼで収穫した新米を精米して、教団の教会とMSR+に支援してくださった方々へ、届ける作業をしました。MSR+で買ったのは、陸田と水田の約2反で収穫した1袋30kg×26袋です。その内17袋を精米し、約50箇所に10kgにして届けました。 

10kg詰の袋に、山形南部教会員の長岡礼子姉(イラストレーター)が手書きで「いわぬま感謝米」と書いてくださいました。

田植えから収穫までお願いしたのは、センター前の菅井さんです。昨年は津波で田植えができず、今年も田んぼの土の状態が変わったためにどのようになるか心配していましたが、MSR+で提供したEMぼかしとEM活性液で育てました。当初は他の畑と状態が違うので、心配でしたが、7月頃から順調に成長して、9月末に収穫できました。1等米の評価を受けたとのことでした。

二日目は産直あさどりの脇にビニールハウスを組み立てることになりました。このハウスでは、EMで種から苗を育てて販売します。市販の苗は<F1>で、交配してできた一代かぎりの種もしくは苗です。そのために毎年買わなければなりません。それを在来の地種で苗から育てれば種が収穫でき、次の年にはその種で苗から育てて収穫することができます。

 ビニールハウスの組み立ても初めてのことなので、教えていただきながら、組立ました。骨組みはどうにか完成しましたが、ビニール張りは岡崎さんご夫妻がゆっくり行いからことになりました。完成は来年1月末になります。

 ☆EM講習会☆

今回、来年に向けて、早股地区と下野郷地区でEM講習会を行いました。

早股地区では産直あさどりの建物で、下野郷ではセンターを会場にして行いました。講師は三陸EM研修会の足利英紀さんです。来年に向けて質疑応答形式で具体的な話し合いがなされました。

 今回から、EM講習会の主催に産直あさどりが加わりました。